
不動産査定の立ち会いは、机上査定なら不要です。訪問査定では担当者が現地や室内を確認できるよう調整する必要がありますが、所有者本人の同席が必須とは限りません。
本人が行けない場合は、家族や代理人の立ち会い、鍵の預け入れに対応できることがあります。売却をまだ決めていないなら、まず机上査定で相場を確認し、訪問査定へ進む会社を絞ると負担を抑えられます。
- 机上査定は現地確認がないため立ち会い不要
- 訪問査定は、担当者が現地や室内を確認できる状態にする必要がある
- 所有者本人が行けない場合は、代理人や鍵預けを不動産会社へ相談する
- 掃除より、修繕歴・不具合・境界などの情報を伝えることが重要
不動産査定に立ち会いは必要?査定方法別の判断
立ち会いの要否は、机上査定か訪問査定かで変わります。最初から複数社を自宅へ呼ぶ必要はありません。
机上査定は立ち会い不要、訪問査定は現地確認の調整が必要
| 査定方法 | 立ち会い | 向いている段階 |
|---|---|---|
| 机上査定 | 不要 | まず相場を知りたい |
| 訪問査定 | 解錠・案内方法を調整 | 売却価格を具体化したい |
机上査定は、所在地、面積、築年数、周辺の成約事例などから概算価格を出すため、現地での対応は不要です。
訪問査定では、室内外の状態、日当たり、接道、境界、周辺環境などを確認します。所有者本人が行けない場合でも、家族や代理人の立ち会い、鍵の預け入れに対応できるかを事前に相談できます。
鍵を預ける場合は、受け渡し方法、保管責任、返却方法、査定後の写真や報告方法まで確認しておきましょう。
立ち会うメリットは査定額の根拠を確認できること
立ち会いの目的は、部屋をきれいに見せることではありません。担当者へ物件固有の情報を伝え、査定価格の根拠を確認することです。
当日に伝えること・聞くこと
- 外壁、屋根、水回りなどの修繕・交換時期
- 雨漏り、シロアリ、傾き、設備故障など把握している不具合
- 査定価格に使った成約事例と、対象物件との違い
- 査定価格・売出価格・想定成約価格を分けて説明できるか
- 反響が少ない場合、いつ・どの条件で価格を見直すのか
良い点だけでなく、不具合も分かる範囲で伝えましょう。査定時に情報を共有しておけば、売却方法や必要な調査を早めに整理できます。
訪問査定に行けない場合は4点を事前確認する
本人が現地へ行けなくても、訪問査定を断念する必要はありません。次の4点を依頼先へ確認してください。
- 家族や代理人の立ち会いでよいか
- 委任状や本人確認書類が必要か
- 鍵の受け渡し・保管・返却方法を記録できるか
- 写真、動画、オンライン通話で確認結果を共有できるか
代理人には鍵を開けてもらうだけでなく、修繕歴、不具合、境界や近隣に関する情報も共有しておきます。複数の所有者や相続人がいる場合は、査定を依頼することを事前に伝えておくと行き違いを防ぎやすくなります。
訪問査定の準備と失敗しない進め方
査定前に大がかりな掃除やリフォームをする必要はありません。担当者が室内外を確認できる状態にし、手元にある資料を準備すれば十分です。
書類は全部そろわなくても査定できる
固定資産税納税通知書、登記識別情報、購入時の契約書、間取り図、測量図、建築確認関係書類、修繕記録などがあれば用意します。見つからない書類があっても、まず依頼先へ伝えてください。
多くの場合、荷物が残っていても査定できます。ただし、床・壁・設備などを確認できない箇所が多いと査定精度に影響するため、通路と主要な設備だけは見える状態にしておきましょう。
片付け・修繕・解体は、現状の査定価格と必要費用を確認してから判断します。査定前に高額な工事や処分を契約する必要はありません。
まず机上査定で候補を絞り、訪問査定を依頼する
複数社すべての訪問査定に対応すると、日程調整の負担が増えます。最初に同じ物件情報で机上査定を取り、価格だけでなく、根拠の説明、遠方対応、連絡方法を比べてから訪問先を絞ると進めやすくなります。
相続した実家や空き家では、会社ごとの査定額と対応内容を比較できるよう、相続不動産の一括査定比較|実家・空き家におすすめの2社と状況別サービスも参考にしてください。
机上査定を先に取れば、現地へ行く前に価格の幅と依頼候補を確認できます。査定価格の高さだけで決めず、根拠を具体的に説明できる会社を訪問査定の候補にしましょう。
査定を受けても、その場で媒介契約や売却を決める必要はありません。結果と説明を持ち帰り、会社ごとの条件を比較できます。
\ 立ち会い前に査定額と対応を比較 /
※申込先の不動産会社から物件確認の連絡が入る場合があります。訪問日時は各社と調整してください
不動産査定の立ち会いに関するよくある質問
不動産査定の立ち会いで迷ったときの結論
机上査定は立ち会い不要です。訪問査定では現地や室内を確認できるよう調整が必要ですが、所有者本人が行けない場合は、代理人の立ち会いや鍵預けを相談できます。
まず机上査定で候補会社を絞り、訪問当日は修繕歴・不具合・査定根拠を確認することが、負担を抑えながら判断材料をそろえる進め方です。
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