
終活だよドットコム運営者の終活・相続・不動産の専門家、カズです。
亡くなった家族のスマホやネット銀行がどこにあるか分からず、途方に暮れて夜も眠れないほど不安な思いをされていませんか。
目に見えない資産の扱いは非常に厄介ですが、この記事を最後まで読めばデジタル遺品の探し方やしまい方と残し方の具体的な道筋がはっきりと見えてくるはずです。
かつて私が担当した相談者様も、ロレックス修理より売却を優先すべきか悩むほど困窮していましたが、デジタル資産の全容を把握することで無事に相続を乗り越えられました。
壊れたロレックス相場を気にするのと同じように、動かないスマホやパソコンも適切な手順を踏めば価値ある資産に変わります。ロレックス買取価格が状態によって変動するように、デジタル遺品も早期発見が鍵となります。
ロレックスジャンク買取を探すような粘り強い姿勢で、見えない遺産を一つずつ解明していきましょう。壊れたロレックス売れるのかと不安になる気持ちは分かりますが、まずは冷静にデジタル遺品の探し方やしまい方と残し方の基本を押まえて、家族の大切な財産を守り抜く準備を始めてください。
自分一人で解決しようとして、大切なデータを消去してしまう前にプロに相談してみませんか?たった一通のメールから数千万円の資産が見つかることもあります。

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コンサルタント @KAZUデジタル遺品は放置するほどリスクが肥大化します。特にFXや暗号資産は、市場の変動で「相続したときには借金になっていた」という悲劇を何度も見てきました。まずは焦らず、故人の部屋にある「紙のメモ」や「通帳」といったアナログな手がかりを徹底的に洗うことから始めてください。これが最短ルートです。
- スマホのロック解除に頼らない物理的な遺品捜索のテクニック
- ネット銀行や証券口座を見つけ出すためのマネーフロー解析術
- サブスクリプション課金の停止と金融資産の迅速な解約手続き
- 法的に有効な遺言とデジタル終活ツールを組み合わせた生前対策
デジタル遺品の探し方やしまい方と残し方の基礎知識


デジタル遺品は物理的な形がないため、発見が遅れると経済的な損失だけでなく、法的なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。まずは「どこに何があるか」を特定するための基礎的な調査手法をマスターしましょう。
現代において、デジタルデータは不動産や現金と同じくらい重要な価値を持っていますが、その不可視性が原因で相続漏れが多発しているのが現状です。
スマートフォンのロック解除と中身の確認方法


現代の相続において、スマートフォンは最大の情報源であり、同時に最大の障壁です。中にはネット銀行のアプリ、SNSの連絡先、思い出の写真など、すべてが詰まっています。
しかし、生体認証(顔認証や指紋認証)は本人が亡くなれば数時間から数日で機能しなくなりますし、パスコードを何度も間違えると、iPhoneなどはセキュリティ保護のために端末が初期化、あるいは永久にロックされるという絶望的な状況に陥ります。
こうしたリスクについては、デジタル遺品パスワード管理の全知識で詳しく解説しています。
私が現場でまず確認するのは、スマホケースの裏側や、故人が愛用していた手帳の隅、あるいはカレンダーの裏などです。意外にも「4桁の数字」がメモされているケースは多いもの。
無理に解析業者へ出す前に、まずはアナログな場所を徹底的に探してください。業者に頼めば数万円の費用がかかりますし、最新のOSを搭載したiPhoneなら、世界トップレベルの技術を持つ業者ですら「解除不可」と突き返されることも珍しくありません。
生体認証の限界と物理的アプローチ
死後、故人の指を使ってロックを解除しようとする方もいらっしゃいますが、技術的にも倫理的にもお勧めできません。多くの端末は再起動後や一定時間経過後にパスコード入力を強制する仕様になっているからです。結局のところ、物理的な手がかりを探すことが、結果として一番の近道になるのです。
パソコンの履歴からネット銀行や証券会社を特定する


スマホが突破できない場合、次に狙うべきはパソコンです。WindowsやMacのログインは、スマホに比べれば専門業者の手で解除できる確率が格段に高いからです。
また、外付けHDDやUSBメモリが接続されていれば、そこに資産管理のエクセルファイルが保存されていることもあります。中に入ることができれば、ブラウザの「お気に入り」や「閲覧履歴」を真っ先に確認してください。
ネット銀行や証券会社のログイン画面にアクセスした形跡があれば、そこにお金が眠っている可能性が極めて高いと言えます。また、メールソフトを立ち上げ、「重要」「約定」「お振込」「ログイン通知」といった単語でメールボックス全体を検索してください。
契約しているサービスの通知メールが、資産の所在を雄弁に語ってくれます。私が担当したある案件では、たった一通の「配当金のお知らせ」メールから、遺族が全く知らなかった3,000万円相当の外国株式が見つかったこともありました。
証券保管振替機構への開示請求で株式を調査する


「株をやっていたのは知っているけれど、どこの証券会社か見当もつかない」という状況、実はよくあります。特に最近は郵送物が一切届かないネット証券が主流のため、遺族が自力で見つけるのは困難です。
そんな時に頼りになるのが「証券保管振替機構(通称:ほふり)」です。ここへ開示請求を行えば、日本国内のどの証券会社や信託銀行に口座を持っているかを一括で調査できます。
| 調査項目 | 内容 | 詳細・備考 |
|---|---|---|
| 判明すること | 口座が存在する金融機関名 | 具体的な銘柄や株数、残高は各社へ個別確認が必要です |
| 対象外の資産 | FX、暗号資産、非上場株式 | これらは別途、メール履歴や通帳から探す必要があります |
| 必要書類 | 法定相続情報一覧図または戸籍謄本 | 相続人であることを証明する公的書類が必須です |
| 費用・期間 | 1件 6,050円 / 約2〜3週間 | (出典:証券保管振替機構『登録済加入者情報の開示請求』) |
金融機関名さえ分かれば、あとは各社に個別に連絡して残高証明書を発行してもらうだけ。この「ほふり」を知っているかどうかで、調査のスピードと正確性は劇的に変わります。
銀行口座の入出金履歴から課金サービスを見つける
目に見えない「負の遺産」とも言えるのが、サブスクリプションなどの継続課金です。これを見つけるには、通帳やネット銀行の入出金明細(マネーフロー)を最低でも過去1年分、できれば2年分さかのぼって精査する必要があります。
毎月決まった日に、あるいは1年おきに数百円から数千円引き落とされている項目はありませんか?
「APPLE COM」や「AMAZON PRIME」、あるいは「GOOGLE SERVICES」といった表記があれば、すぐにカード会社や銀行へ連絡すべきです。本人が亡くなっても、口座が凍結されるかカードが止まるまで、これらの課金はゾンビのように生き続け、遺産を削り取っていきます。
実際に、気づかずに3年放置し、総額で50万円以上の利用料を支払い続けていたご遺族もいらっしゃいました。マネーフローを追うことは、守りの相続において不可欠な作業です。
暗号資産のウォレットや秘密鍵を捜索するコツ


デジタル遺品の中で最も難易度が高いのがビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)です。国内の取引所(コインチェックやビットフライヤーなど)に資産がある場合は、メールの履歴やスマホアプリから特定でき、相続手続きは比較的スムーズです。
しかし、故人が「自分で管理するウォレット(ハードウェアウォレットなど)」に入れていた場合、話は絶望的なまでに複雑化します。
もし「12〜24個の英単語」がランダムに書かれたメモ(リカバリーフレーズ)が見つからなければ、その資産は宇宙の塵になったも同然。たとえ価値が数億円あっても、世界中の誰も、どんな技術を使っても取り出すことはできません。
この冷徹なまでのセキュリティが暗号資産のリアルです。故人のPC内に「MetaMask」のプラグインがないか、金庫の中に英単語が刻印された金属板や紙が隠されていないか、家探しをする覚悟で捜索してください。
借金や契約関係が複雑な場合は、自分たちで判断せず専門家の知恵を借りるのが一番安全です。
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専門業者によるパスワード解除の費用相場と注意点
自力での捜索が限界を迎えたら、デジタルフォレンジックを扱う専門業者への依頼を検討しましょう。ただし、ここでプロとしてのぶっちゃけ話をします。業者の広告にある「解除率90%以上」という数字を鵜呑みにしてはいけません。
実際には、最新のiPhoneや強固な暗号化が施されたPCの場合、どれほど高額な費用を払っても「物理的に解除不可能」なケースが多々あります。
注意:費用はスマホの解析で3万円〜5万円、PCなら2万円〜4万円程度が「着手金」として発生することが多く、成功時のみ追加料金を払う「成功報酬制」かどうかを必ず確認してください。
悪質な業者は、開かないと分かっていて高額な作業費だけを請求してくることもあります。信頼できる業者は、作業前に必ず「OSのバージョン」や「機種」を確認し、可能性の有無を正直に説明してくれます。
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デジタル遺品の探し方からしまい方と残し方の実践的な対策


資産を見つけ出した後は、適切に「しまう(清算する)」ステップ、そして将来の家族のために「残す」準備が必要です。ここからは、相続の現場で実際に役立つ実務的なアクションを解説します。
カズからの専門家アドバイス:デジタル遺品は「資産」だけでなく「感情」も扱います。SNSに残された故人の声に救われる遺族もいれば、知らない一面を見て傷つく遺族もいます。
事務的な手続きを進める一方で、家族の心のケアを忘れないでください。特に、無理に中身を見ないという選択肢も立派な「しまい方」の一つです。
デジタル遺品の整理と並行して、遺品そのものの片付けが必要な場合は、全国対応のプロに任せるのが最も効率的です。手間をかけずに最安値で片付けたいなら一括相談がおすすめ。
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サブスクリプションの課金を止めるためのカード解約
膨大な数の定額サービスを一つずつ解約するのは現実的ではありません。そこで最強の解決策となるのが「決済元であるクレジットカードの解約」です。
カードを止めれば、それに紐づくサブスクリプションの決済はエラーとなり、多くのサービスが自動的に停止します。
ただし、公共料金や生命保険の支払いをカードにしている場合は注意が必要です。カード解約によって支払いが止まり、サービスの供給が停止してしまうリスクがあるため、主要なインフラについては事前に支払い方法の変更を検討してください。
事務作業を減らすためにも、カードの紛失・盗難窓口へ速やかに連絡し、名義人死亡による退会を申し出ましょう。
FXの建玉による損失拡大を防ぐ緊急の手続き
FX口座での取引は、一刻を争います。相場が急変すれば、証拠金以上の損失が発生し、遺族が借金を背負わされる可能性があるからです。
多くのFX会社では、死亡の連絡が入った時点で「強制決済」を行う規定を設けています。
「まだ戸籍謄本が揃っていないから」と連絡を後回しにするのは厳禁です。まずは電話一本で死亡の事実を伝え、ポジションを閉じてもらうよう依頼してください。
正式な書類はその後で構いません。市場はあなたの都合を待ってくれません。リスク管理こそが、デジタル相続における最大の優先事項です。
SNSの追悼アカウント設定と削除のリクエスト


SNSアカウントをどう扱うかは、ご遺族によって意見が分かれるところです。FacebookやInstagramには「追悼アカウント」という制度があり、プロフィールに「追悼」の文字を添えて思い出の場所として残すことができます。
一方で、X(旧Twitter)のように、原則として削除しか受け付けていないプラットフォームもあります。
そのまま放置しておくと、アカウントが乗っ取られて詐欺の踏み台にされるリスクがあるため、何らかの処置は必要です。
公式のヘルプセンターから、死亡診断書の写しなどを添えて「アカウントの削除」または「追悼設定」を申請しましょう。故人のプライバシーを守ることも、大切な供養の一つです。
デジタル資産バトンで解決する生前の財産目録作成


遺族の苦労をゼロにする究極の方法は、生前に「デジタル資産の地図」を残しておくことです。これを私は「デジタル資産バトン」と呼んでいます。
IDやパスワードをすべて書く必要はありません。どこの銀行に口座があるか、どのスマホを使っているかというリストがあるだけで、遺族の負担は9割減ります。
具体的な作成方法は、エンディングノート書き方完全ガイドでも紹介しています。
具体的には、エクセルやエンディングノートを活用して、金融機関名、SNSの有無、サブスクのリストを整理しましょう。
パスワードそのものではなく、「あの金庫の中にヒントがある」といった手がかりを残すだけでも十分です。この準備があるだけで、家族はあなたの死後、途方に暮れることなく思い出に浸る時間を持てるようになります。
デジタル 遺品 の 探し 方 しまい 方 残し 方についてよくあるご質問FAQ


デジタル遺品に関する手続きで、特によくいただくご質問をまとめました。
エンディングノートとプラットフォーム継承機能の活用


最後のアドバイスとして、GoogleやAppleが提供している公式の継承機能を使いこなしてください。例えばGoogleの「アカウント無効化管理ツール」を使えば、一定期間ログインがない場合に、指定した家族へデータを共有したり、アカウントを自動削除したりできます。
これらIT大手の機能は、法的な遺言書を補完する非常に強力なツールです。アナログな遺言書には「金銭的価値のある資産」を書き、デジタルツールには「写真やSNSの扱い」を託す。
このハイブリッドな対策こそが、令和時代の終活における新常識です。正確な最新情報は各社の公式サイトで確認しつつ、自分に合った方法でバトンを繋いでください。
デジタル 遺品 の 探し 方 や しまい 方 と 残し 方 の 総 まとめ
デジタル遺品問題は、決して他人事ではありません。私自身、現場で数多くの「見えない遺産」による悲劇を見てきました。しかし、適切な探し方を知り、迅速にしまい、そして生前に残す準備を整えることで、そのリスクは最小限に抑えられます。
デジタル資産バトンを渡すことは、残される大切な人への最後の思いやりです。手続きで迷った際は、一人で抱え込まず、必ず相続やデジタル遺品の専門家に相談してください。
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この記事の内容は一般的なガイドラインです。法改正や各社の規約変更により、手続きが異なる場合があります。最終的な判断や高額な資産の相続については、弁護士や司法書士などの専門家へのご相談をお忘れなく。あなたの行動が、家族の未来を救います。


今日からできるアクションプラン
- 故人の部屋にある「手帳」や「エンディングノート」からパスワードのヒントを30分間探してみる
- 自分自身の銀行・証券口座・サブスクリプションをリストアップし、一覧表を作成し始める
- GoogleやAppleの「継承機能」をスマホの設定画面から確認し、連絡先を1人指定してみる
小さな一歩が、家族にとっての大きな安心に繋がります。今すぐ始めましょう!
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