遺品 買取できるもの一覧|高額査定7選と不可品

遺品 買取できるもの一覧|高額査定7選と不可品
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終活だよドットコムの運営者、終活・相続・不動産の専門家のカズです。よろしくお願いします!

故人の大切な品々を前に、「これは売れるんだろうか?」「ガラクタにしか見えないけど…」と、遺品の仕分けで手が止まってしまうこと、本当によくあります。

遺品 買取できるもの一覧と検索してみたものの、情報が多すぎて何が正しいのか分からなくなってしまいますよね。特に、遺品 買取で値段がつかないものや、遺品 買取の相場が分からないと、不安になるのも当然です。

ご安心ください!この記事では、「遺品 買取できるもの一覧」に関する皆様のお悩みを、専門家の視点からスッキリ解決します。

故人の遺品を「処分」するのではなく、その価値を次の誰かへ「つなぐ」お手伝いができれば幸いです。価値が分からないものでも、専門家が見れば思わぬ高額査定になるケースも多いんですよ。

遺品 買取 業者 選び方や、遺品 買取 トラブルを避ける方法まで、私がしっかりナビゲートします。この記事を読めば、費用や時間の負担を減らし、心穏やかに遺品整理を進める道筋が見えてくるはずです。一緒に頑張りましょう!

「故人のブランド品、価値が分からない…」

タンスの奥に眠っていた古いバッグや時計、アクセサリー。
「汚れているから」「デザインが古いから」と諦めていませんか?
その遺品、プロが査定すれば思わぬ価値がつくかもしれません。

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この記事のポイント
  • 何が高額買取の対象になるかが分かる
  • 買取不可品と「絶対に捨ててはいけない」書類の区別がつく
  • 遺品の価値を1円でも高くする「プロの査定ポイント」が学べる
  • 信頼できる遺品整理業者の見極め方が分かる
コンサルタント @KAZU

遺品整理で一番つらいのは、「捨てる」という行為そのものですよね。私も多くの現場を見てきましたが、買取は「捨てる罪悪感」を「次の人へつなぐ安心感」に変えてくれるんです。費用が浮くのはもちろん、遺族の心の負担を軽くすることが、買取の最大の価値だと私は思っています。

目次

遺品 買取できるもの一覧と買取メリット

遺品 買取できるもの一覧と買取メリット

遺品整理は、ただの「片付け」ではありません。故人の想いが詰まった品々をどう扱うか、遺族にとって大きな決断の連続です。最近では、これらを「処分」するのではなく、「買取」を選ぶ方が非常に増えています。

なぜなら、買取には「費用」「時間」「精神」という3つの負担を大きく軽減する、明確なメリットがあるからです。ここでは、まず「何が売れるのか」という全体像と、買取を選ぶことの重要性について解説しますね。

遺品整理には、どうしても処分費用や作業費用が発生してしまいます。買取を上手に活用することは、その費用負担を軽減する最も有効な手段の一つです。実際、買取金額が整理費用を上回り、逆にお金が戻ってきたというケースも少なくないんですよ。

遺品整理そのものにどれくらい費用がかかるのか全体像を知りたい方は、【完全版】遺品整理の料金相場と費用内訳ガイド!質問チェックで悪徳業者の高額請求を未然に防ぐもあわせて読んでおくと、具体的な金額イメージがつきやすくなります。

遺品整理で高額査定がつく7カテゴリ

「ウチには高価なものなんて無い」と思いがちですが、専門家の目から見ると価値があるものは意外と多いんです。特に以下の7カテゴリは、高額査定が期待できる代表格ですよ。具体的にどんなものが、なぜ高く売れるのか、プロの視点で深掘りしていきますね。

1. 貴金属・宝石(壊れていてもOK)

これは遺品買取の王様と言ってもいいかもしれません。指輪、ネックレス、イヤリング、ブレスレット、ブローチなどですね。

最大のポイントは、重要なのは「素材」そのものに価値があるという点です。金(K24, K18, K14など)やプラチナ(Pt1000, Pt900, Pt850など)は、デザインが古くても、ネックレスが切れていても、指輪が歪んでいても、ピアスが片方だけでも、全く問題なく高額で買い取れます。

査定額は「純度(Karat) × 重量(g) × 当日の相場単価」 10 という明確な計算式で決まります。だから、状態は関係ないんです。タンスの奥から出てきた、黒ずんだアクセサリーでも諦めないでください。それどころか、故人の「金歯」 8 や、趣味で使われていた「工業用の金(金糸や金粉など)」も対象になるんですよ。

ダイヤモンドやルビー、エメラルドといった宝石は、さらにプラス査定です。特にダイヤモンドは「鑑定書」 11 (4C=カラット、カラー、クラリティ、カットが記載されたもの)があれば、石そのものの価値が客観的に証明されるため、査定額がグッと上がります。

鑑定書が見当たらなくてもプロが査定できますが、もしあれば必ず一緒に出してくださいね。

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2. ブランド品(バッグ・財布・小物)

ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、グッチ、プラダといったハイブランド品も、高額査定の常連です。

「もう何十年も前のデザインだし、シミや傷もあるから…」と諦めるのは早いです!実は、数十年前の古いヴィンテージ品 35 は、今また人気が再燃しているものも多く、高値がつく傾向にあります。

特にルイ・ヴィトンやシャネルは、傷や汚れ、ベタつきがある「ワケあり品」 36 であっても、買い取ってもらえる可能性が非常に高いです。

なぜかと言うと、多くの買取業者が自社で修理・リペアする工房 37 を持っているからです。プロの技術できれいに再生して再販できるルートがあるから、傷んだ状態でも価値を見出せるんですね。

もちろん、購入時の「箱」や「保存袋」、そして「ギャランティーカード(保証書)」 13 があれば、本物である証明となり、査定額アップにつながります。見つけたら、必ずセットで査定に出しましょう。

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3. 時計(特に高級腕時計)

ロレックス 9、オメガ 9、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲといった高級腕時計は、遺品買取の中でも特に高額になりやすい品物です。

「電池が切れてる」「動かない」という状態でも、全く問題ありません。高級時計はムーブメント(内部の機械)自体に価値があり、専門の修理工房でオーバーホール(分解清掃)すれば蘇ることが多いため、不動品でも高価買取が可能です。

査定で最も重要なのは、「保証書(ギャランティカード)」と、ベルトを調整した「余りコマ」 15 です。特に保証書は、その時計が「本物であること」と「正規の出所であること」を証明するもので、これが欠品していると、モデルによっては数万円から数十万円単位の大幅な減額 14 となってしまうことも…。

単に箱がない場合の減額(数千円~1万円程度 14)とは比較にならないほどの影響があります。もし故人の書斎や金庫にありそうなら、必死に探す価値は絶対にありますよ!

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4. 骨董品・美術品

掛け軸、茶道具(茶碗、棗、釜など)、陶磁器(壺、皿)、絵画(日本画、洋画)、古銭 1、勲章など…。ここは、遺族の皆様による価値の判断が最も困難なカテゴリです。

遺族には「ただの古いガラクタ」 3 に見えても、専門家が見れば一気に数十万円、時には数百万円の価値がつくこともあり、まさに「お宝」が眠っている可能性が一番高い分野です。価値は、(1)作家性(誰が作ったか) 1、(2)希少性(古い年代、作品数が少ない) 16、(3)保存状態 16 などで決まります。

これらの品物で、中身以上に重要なものがあります。それは「箱」、特に作者の署名や落款(らっかん)が入った「共箱(ともばこ)」 17 です。

骨董品において、この「箱書き」 43 は、その作品が「本物である」と証明する鑑定書の役割を果たします。絶対に箱と中身をバラバラにしたり、汚いからといって箱を捨てたりしないでください。

箱があるかないかで、査定額がゼロになるか、100万円になるか、というほどの差が生まれることもあるんです。

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5. 古酒・高級酒

「お酒は飲まないから」と捨ててしまうのは、本当にもったいないかもしれません。キャビネットに飾られたままの古いお酒が、高額で買い取れるケースが多々あります。

特に、サントリーの「山崎」「響」やニッカの「竹鶴」「余市」 44 といったジャパニーズウイスキーは、世界的な人気高騰(いわゆるジャパニーズウイスキーブーム)で、数十年前のものが数十万円の価格がつくこともあります。

また、レミーマルタンの「ルイ13世」 45 やヘネシーといった高級ブランデー、茅台酒(マオタイシュ)などの中国酒 18 も、高額買取の対象です。

原則は「未開封」であること 12 ですが、液面の低下やラベルの汚れがあっても、銘柄によっては高値がつきます。例外として、バカラのクリスタルボトル 45 のように、ボトル自体に価値があるものは、たとえ中身が開封済みでも、「空き瓶」だけでも 12 コレクター需要で買い取れる場合があります。驚きですよね。

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6. 着物

故人が大切にされていたお着物。訪問着、振袖、留袖、友禅染 15、大島紬 15、結城紬といった高級な着物は、高値が期待できます。

重要なのは素材で、やはり「正絹(シルク100%)」 20 が最も高く評価されます。残念ながら、ウールやポリエステル製 20 の普段着や、需要が限定的な喪服、浴衣 19 は、買取が難しいことが多いのが実情です…

着物の価値を証明する最大の鍵は「証紙(しょうし)」 15 です。これは、大島紬 38 や結城紬、加賀友禅などの「伝統工芸品であること」を証明する「証明書」 20 で、通常は着物と一緒に(あるいは端切れに)付いています。

査定士にとって、証紙は「本物である」と即座に証明できるため、高い価値を付けられます 39。これがないと、たとえ本物であっても証明が難しくなり、査定額が下がってしまう 40 可能性があるので、もし見つけたら着物と一緒に大切に保管しておいてください。

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7. 趣味・コレクション品

故人の趣味の品々は、遺族にはその価値が全く分からず、「ガラクタ」 に見えてしまいがちな「宝の山」の代表格です 。

例えば…

  • カメラ: デジタル一眼レフはもちろん、ライカやハッセルブラッドといった古いフィルムカメラ 3 やレンズ。
  • 楽器・音響機器: ギブソンやフェンダーのギター、サックスなどの管楽器、マッキントッシュのアンプ 3 やJBLのスピーカー 9。
  • 釣具: シマノやダイワの高級な釣り竿 9(ロッド)やリール 18、大量のルアー。
  • ホビー品: 天賞堂などの鉄道模型、古いブリキのおもちゃ 9、限定品のプラモデル 9、フィギュア、鉄腕アトムホビー 9。
  • その他: LPレコード 3(特にジャズやロックの初回盤)、専門書や全集 9、軍服や勲章など。

これらは、そのジャンルの専門家やコレクターにとっては、喉から手が出るほど欲しい逸品かもしれません。「価値が分からないから捨てる」という自己判断は、絶対にしてはいけません。必ず専門の査定士に見てもらうようにしてください。

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遺品で値段がつかないものとは?

遺品で値段がつかないものとは?

残念ながら、すべての遺品に値段がつくわけではありません。一生懸命仕分けをしても、どうしても買取が難しいものも存在します。これらは一般的な中古市場で需要がないものや、衛生的な観点から再販が難しいものがほとんどです 26。

【値段がつかないものの例 】

  • 衛生用品: 使用済みのタオル、下着、肌着、靴下、寝具類(布団、枕、シーツ)。
  • 一般的な衣類: ノーブランドの洋服、パジャマ、ジャージ。(※ただし、ハイブランド品や状態が非常に良い新品同様のものは除く)
  • 開封済みのもの: 開封済みの食品、飲料、サプリメント、医薬品、化粧品。
  • 嗜好品: 開封済みのタバコ、葉巻 。
  • 一般的な食器: 使用済みのノーブランドの食器、プラスチック製の食器。(※ウェッジウッドやマイセンといったブランド食器 は、使用済みでも買取可能な場合が多いです)
  • その他: 壊れた家電(修理不可なもの)、傷みの激しい家具、ぬいぐるみ(一部のぞく)。

これらの品物は、遺品整理の仕分け の際に「処分対象」として分別する必要があります。ただ、「捨てるのは忍びない」というお気持ちも痛いほど分かります。

そういった場合、洋服や食器、ぬいぐるみなどは、海外へ寄付する活動を行っている遺品整理業者もあります。買取価格は「0円」ですが、社会貢献という形で「次の誰か」に繋ぐことができますので、業者さんに「寄付は可能ですか?」と相談してみるのも一つの素晴らしい選択肢ですよ。

遺品で買取不可なもの(処分対象)

「値段がつかないもの」とは別に、法律や安全上の理由から、買取業者が「取り扱い自体を禁止されている」ものがあります。これらは発見した場合、特別な対処が必要になるため、十分注意してください。

【法律・規制・安全上の問題で買取不可のもの 27】

  • 銃刀剣類(日本刀など): 「銃砲刀剣類登録証」のない日本刀は、発見した場合、絶対に動かさず、速やかに所轄の警察署に連絡してください。無許可での所持は法律違反になります。登録証がある場合は、美術品として買取対象になります。
  • 火器類・危険物: ライター、ガスボンベ、スプレー缶、消火器、花火、マッチ、バッテリーなど。これらは爆発や火災の危険があるため、買取も処分も専門の知識が必要です。
  • 医療機器: 管理医療機器や高度医療機器 27(例:ペースメーカー、人工呼吸器など)。(※家庭用のマッサージ機、体重計、血圧計、エアロバイク 27 などは多くの場合、買取可能です)
  • 契約・支払いが残っているもの: リース契約中のパソコン、携帯電話料金の支払いが完了していない(ローン残債がある)端末 27、所有権が信販会社にある自動車など。これらは故人のものではなく、所有権が別にあるため売却できません。
  • 所有者不明のもの: 防犯登録解約証明書(原本)のない自転車 27。盗難品のリスクがあるため買い取れません。

これらを発見した場合は、無理に自分で処分しようとせず、まずは遺品整理の専門家や、場合によっては警察、行政の担当窓口に対応を相談しましょう。特に日本刀は取り扱いに注意が必要です。

孤独死や事件・事故などでお部屋の状態が重くなっている場合は、遺品整理とは別に「特殊清掃」が必要になるケースもあります。費用の目安や内訳は、特殊清掃 費用はなぜ高い?最大90万円差が出る理由を徹底解説!で詳しく解説しているので、合わせて確認しておくと安心です。

遺品整理で絶対に捨ててはいけないもの

遺品整理で絶対に捨ててはいけないもの

さて、ここが遺品整理において最も重要なポイントです。声を大にして言わせてください。買取価格は「0円」ですが、相続手続きや故人の契約解除において「計り知れない価値」を持つ、絶対に捨ててはいけない書類 28 があります。

これらを「ただの紙切れ」だと思って誤って廃棄してしまうと、後に深刻な法的・金銭的トラブルに発展する可能性があります 。例えば、借金があることに気づかずに相続放棄の期限(通常3ヶ月)を過ぎてしまったり、故人が持っていた不動産(実家など)の名義変更ができなかったり…といった事態になりかねません。

悪質な業者の中には、遺族の許可なくこれら重要書類を「不用品」として処分してしまうケース も報告されています。本当に恐ろしいことです。

遺品整理を業者に依頼する場合でも、作業が始まる前に、これらの書類だけは必ず遺族自身が確保し、別途「重要書類BOX」として保管するようにしてください。これは専門家として、一番強く、強くお伝えしたいことです。

【最重要書類リスト(絶対に捨てるな!)】

以下の書類は、絶対に「廃棄」の箱に入れないでください!

カテゴリ具体的な書類の例
手続き関連実印、銀行印、印鑑登録証(カード)、身分証明書(保険証、パスポート、マイナンバーカード)、年金手帳
資産関連(プラスの財産)土地や建物の権利書(登記識別情報)、預金通帳、キャッシュカード、証券口座の資料、生命保険証券、故人の仕事関係の資料(未回収の売掛金など)
負債・契約関連(マイナスの財産)ローンの明細、借金の督促状、請求書、支払通知書、クレジットカード(カード本体と明細書)、賃貸契約書、光熱費や携帯電話の請求書

【相続トラブル注意報】

重要書類が見つかっても、親御さんが認知症などで判断能力を失うと、
預金口座も実家(不動産)も「凍結」され、売却も引き出しもできなくなります。
これは、遺品整理や相続で直面する「最大のリスク」の一つです。

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遺品買取の相場はいくら?

「で、結局ウチの遺品はいくらになるの?」というご質問も、本当によくいただきます。お気持ちはよく分かりますが、正直なところ「品物と、その時の市場による」としかお答えできないのが実情なんです。

なぜなら、家電や家具 9 といった一般的なリユース品は、「状態」「製造年(特に家電は製造から5年以内が目安)」「デザインの流行」で価格が大きく変動します。また、骨董品 1 や美術品は「作家性」や「希少性」 16 で価格が数千円から数千万円まで、まさに青天井になることもあるからです。

ただし、「貴金属」だけは明確な相場(計算式)があります。前述の通り、「純度(Karat) × 重量(g) × 当日の相場単価」 で決まります。この「相場単価」は毎日変動しており、インターネットで「金 相場」と調べれば誰でも確認できます。

注意点として、この計算式自体はどの業者でも同じですが、業者によっては「査定料」や「手数料」といった名目で、計算結果からいくらか差し引く場合があります。見積もりを取る際は、「手数料は引かれますか?」と一言確認すると安心ですね。

その他の品物(ブランド品、時計、骨董品など)については、明確な定価が存在しない「時価」です。だからこそ、その価値を適正に判断してもらうためにも、複数の業者に査定を依頼する「相見積もり」 51 が絶対に不可欠になるんです。

家全体の家財で「どんなものに値段がつきやすいか」をざっくり知っておきたい場合は、家財で値段つくものを解説!相場と高く売る方法をチェックしておくと、売れる・売れないの見極めがかなりしやすくなります。

「この遺品、いったいいくらになるんだろう?」

相場が分からない品物こそ、プロの査定が不可欠です。
特にブランド品、時計、着物、骨董品は、専門知識の差が査定額に直結します。
「こんなもの売れない」と諦める前に、まずは無料査定で価値を確かめましょう。

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遺品 買取できるもの一覧と高く売る方法

遺品 買取できるもの一覧と高く売る方法

さて、売れるものが分かったら、次は「どうすれば1円でも高く売れるか」という戦略が重要になります。故人が大切にされていた品々の価値を最大限に引き出すためには、いくつかの「コツ」と、悪質な業者に騙されないための「知識」が必要です。

ここからは、プロの視点から具体的なノウハウを伝授しますね!ちょっとしたことで、査定額は変わってくるんですよ。

遺品買取の費用や流れについてよくあるご質問FAQ

遺品買取の費用や流れについてよくあるご質問FAQ
遺品整理の買取査定に費用はかかりますか?

多くの優良業者は、相談、出張査定、見積もりを「無料」で行っています 3。ただし、ごく稀に、見積もり後のキャンセルに「キャンセル料」 48 が発生する業者もいるため、契約前に必ず書面で「キャンセル料の有無」を確認してください。

価値があるか分からないガラクタばかりでも依頼して良いですか?

まったく問題ありません。むしろ、そういった方にこそ専門家の査定が必要です 6。遺族の方には価値が分からなかった故人の趣味の品 9 や、壊れた貴金属 1 に思わぬ高値がつくケース 8 は、遺品整理の現場では「日常茶飯事」と言ってもいいほど多いんです。

故人の家が遠方でも依頼できますか?

可能です。多くの業者が、全国対応の出張買取 6 や、品物を箱に詰めて送る「宅配買取」サービスを提供しています。遺品整理と買取をワンストップ 5 で依頼できる業者なら、遠方にお住まいの遺族の負担(交通費や時間)を大きく減らせますので、まずは電話やメールで対応エリアか相談してみましょう。

遺品整理と買取を同時に頼むメリットは何ですか?

メリットは主に3つあります。(1)買取金額を整理費用から相殺 5 できるため、総額の費用を抑えられる。(2)遺族が自分で仕分けする手間 1 が省ける。(3)「処分」と「買取」の窓口が一つになり、時間的・精神的負担が減る、という点です。

コンサルタント @KAZU

業者選びは「相見積もり」 51 が鉄則です。「今すぐ契約すれば安くする」 48 などと即決を強引に迫る業者は、比較されると困る理由があるのかもしれません。優良な業者は、自社の査定とサービスに自信があるので、他社と比較されることを嫌がりません。焦らず、複数の業者の見積書と「対応の丁寧さ」 50 をじっくり比較することが、トラブルを防ぎ、故人の遺品の価値を最大化する一番の近道ですよ。

遺品を高く売るコツ3選

査定士も人間です。品物そのものの価値はもちろんですが、「これは大切にされていたんだな」という背景が伝わると、査定にも良い影響が出ることがあります。難しいことではなく、誰でもできる簡単な3つのコツをご紹介します。

1. きれいな状態で売る(ただし清掃はほどほどに)

基本中の基本ですが、査定時の第一印象は非常に重要です 12。積もったほこりを払う、乾いた布で軽く乾拭きする 13 だけで構いません。それだけで「大切に保管されていた」という印象を与えられます。

ただし、「やりすぎ」は禁物です。例えば、骨董品や美術品を素人が磨いてしまうと、逆に価値が下がることがあります。ブランド品も、間違ったクリーナーを使ってシミを作ってしまうケースも…。基本は「乾拭き」程度にとどめ、無理に汚れを落とそうとしないでください。

家電やカメラは、もし可能であればバッテリーを充電して「動作確認ができる状態」 21 にしておくと、査定がスムーズに進み、「動作未確認のジャンク品」扱いを避けられる可能性が高まります。デジタルカメラのデータ消去 22 もプライバシー保護のために重要ですね。

2. 付属品をすべて揃える(最強の「真正性の証明」)

これが査定額を左右する最大のポイントかもしれません。遺品整理とは「付属品」を探す「宝探し」である、と私は思っています。

なぜなら、付属品は「その品物が本物である」という最強の真正性の証明になるからです。査定士は常に「これは偽物ではないか?」 40 というリスクを考えて価格を提示します。しかし、以下の付属品が揃っていれば、そのリスクはゼロになり、査定士は自信を持って「上限の価格」を提示できるのです。

【捨ててはいけない!価値を証明する「付属品」一覧】

品目カテゴリ最も重要な付属品(=価値の証明書)
時計保証書(ギャランティカード), 余りコマ 14 15
着物証紙(しょうし) 15 20
宝石鑑定書(ダイヤモンド), 鑑別書(その他) 11
骨董品・美術品箱(特に「箱書き」のある共箱), 鑑定書 17 43
ブランド品ギャランティーカード, 箱, 保存袋 13
古酒箱, 替え栓(特にバカラなど) 15

遺族の方が「ただの紙切れ」、「古い箱」 だと思って捨ててしまったものが、実は数万円、時には数十万円の価値を持っていた…というのは、本当によくある話なんです。品物と付属品は、絶対に離れ離れにしないでくださいね。

3. 売るタイミングを見極める(早め vs 相場待ち)

品物には「売り時」があります 。この見極めも重要です。

  • なるべく早く売るべきもの:
    家電、デジタル機器(PC、スマホ、カメラ)、一般的な家具 。これらは新しいモデルが出るほど旧モデルの価値が下がるため、スピード勝負です。「いつかやろう」と思っているうちに、買取価格がゼロになってしまうこともあります。
  • 相場を見極めるべきもの:
    貴金属(金・プラチナ) これらは株式相場のように、価格が毎日変動しています。今は歴史的な円安の影響もあり、金価格は非常に高騰している時期です。逆に、相場が下がっている時期に売ると損をしてしまう可能性もあります。
  • 価値が変動しにくいもの(むしろ上がることも):
    骨董品、美術品、一部のヴィンテージ品(時計やブランド品)。これらは流行に左右されることもありますが、基本的には「古くなること」で希少価値が上がる可能性も秘めています。急いで手放す必要はありませんが、適正な価値を知るためにも専門家の査定は受けておくと良いでしょう。

遺品買取業者の選び方

遺品買取業者の選び方

遺品整理と買取をワンストップ 4 で依頼できる業者は非常に便利ですが、残念ながら中には悪質な業者 47 も紛れています。大切な故人の遺品を託す業者選びは、遺品整理の成功・失敗を分ける最大のポイントです。信頼できる業者を見極めるため、以下の4つの基準を必ずチェックしてください。

「どの業者を選べばいいか分からない…」という方のために、信頼できる全国対応のサービスをいくつかご紹介しますね。

① 必要な許認可を保持しているか(最重要)

これは絶対条件です。業者が「何でもできます」と謳っていても、法的に必要な許認可がなければ、それは違法な「もぐり業者」です。

  • 遺品を「買い取る」ために必須: 「古物商許可」
    これは、中古品(古物)を売買するために、都道府県の公安委員会(警察)から受ける許可です。これがなければ、買取営業はできません。許可番号は通常、ホームページの会社概要などに記載されています。(参照: 古物営業法 | e-Gov法令検索
  • 遺品を「(廃棄物として)処分する」ために必須: 「一般廃棄物収集運搬業許可」
    これは、家庭から出る廃棄物(一般廃棄物)を運搬・処分するために、市区町村から受ける許可です。この許可を取るのは非常に厳しいため、持っている業者は限られます。多くの買取業者は、この許可を持つ地元の業者と「正式に提携」 4 することで、処分までワンストップで行っています。

「ウチは買取も処分も全部やります」という業者が、この両方の許可(または提携の明記)がない場合、買い取らなかった遺品を不法投棄 48 している可能性があります。必ず確認してください。

② 遺品整理士が在籍しているか

「遺品整理士」 50 は、遺品の適切な取り扱いや関連する法規(廃棄物処理法やリサイクル法など)、そして何より遺族の心情に配慮する方法を学んだ、民間の認定資格です。

国家資格ではありませんが、この資格者が在籍しているということは、それだけ「遺品整理」という仕事に真摯に向き合い、遺族の気持ちに寄り添った丁寧な作業 50 をしようという会社の姿勢の表れとも言えます。一つの安心材料として、在籍しているか確認してみると良いでしょう。

③ 見積書の内訳が詳細か

見積もりを取った際、その「見積書」に注目してください。信頼できる業者は、見積書に作業内容の詳細な内訳を記載します 50。

  • 良い例: 「作業人件費(2名×3時間)」「車両費(2tトラック)」「廃棄物処分費(混載廃棄物)」「エアコン取外工事費 2」「買取品(テレビ):-5,000円」…など、項目ごとに金額が明記されている。
  • 悪い例: 「遺品整理作業一式 〇〇円」 29。

「一式」としか書かない業者は、作業後に追加料金を請求してくる 48 可能性があります。「これは見積もりに入っていなかった」「想定外のゴミが出た」など、理由をつけて高額な請求をしてくる手口です。内訳が詳細な見積書は、後々の「言った・言わない」のトラブルを防ぐ契約書代わりにもなります。

④ 複数業者への相見積もりを推奨しているか

これは業者の「自信」を見極めるポイントです。優良業者は、自社のサービス内容と査定額に自信があるため、他社との比較(相見積もり) 51 を歓迎します。「ぜひ他社さんと比べてみてください」と、むしろ推奨してくることもあります。

逆に、「今、この場で契約してくれれば〇〇円安くします」「他社に見積もりを取ると、もうこの金額ではできませんよ」などと、即決を強引に迫る 48 業者は、悪質である可能性が非常に高いです。

他社と比較されると不都合な(査定額が低い、サービスが悪い)ことがあるからこそ、即決させようとするのです。そういった業者は、丁重にお断りしましょう。

遺品買取のトラブル回避策

遺品整理の現場では、遺族の「早く片付けたい」「価値が分からない」という心理や、情報の非対称性につけ込んだ、悪質な業者によるトラブル 48 が残念ながら後を絶ちません。どんなトラブルがあるのか、その手口を知っておくだけで、被害を防ぐことができます。

【よくあるトラブル事例と悪質業者の手口 】

  • (1) 不当な安値での強引な買取(押し買い):
    遺族が相場を知らないことにつけ込み、「これは全部ゴミですね」「価値がない」 3 と不当に安い価格を提示し、貴重品(特に貴金属)を強引に買い取ろうとします。「早くしないと全部処分費がかかりますよ」と不安を煽るのも手口です。
  • (2) 遺品の盗難(作業中の持ち去り):
    作業員が目を盗み、仕分け作業中に発見した貴金属、現金、ブランド品などをこっそり持ち去る 48 ケースです。遺族はどこに何があったか把握しきれていないため、発覚しにくいのが特徴です。
  • (3) 作業後の高額な追加請求:
    見積書にない「想定外の処分費」や「人件費」「車両費」などを理由に、作業がすべて終了し、遺品をトラックに積み込んだ後になってから、高額な追加費用を請求します 29。「これを払わないと遺品を降ろせない」と脅迫まがいの交渉をしてくることもあります。
  • (4) 必要な書類の無断処分(最悪のケース):
    遺族に十分な確認を取らず、Section「III-D. 捨ててはいけないもの」 28 で述べた相続に必要な重要書類(権利書や年金手帳、請求書)まで「不用品」として勝手に処分してしまう 29 トラブルです。これは金銭的な被害以上に、後の手続きに深刻な影響を及します。
  • (5) 処分品の不法投棄:
    「一般廃棄物収集運搬業許可」 29 を持たない業者が、処分費用を浮かせるために、買い取らなかった遺品を山中や人気のない場所に不法投棄 48 するケースです。廃棄物処理法では、廃棄物の所有者(=遺族)が責任を問われる可能性もあり、絶対にあってはならないことです。

万が一、悪質な業者と強引に契約させられてしまった場合でも、諦めないでください。消費者を守る「クーリングオフ制度」 52 が適用される可能性があります。

特に、業者が自宅を訪問し(訪問買取・訪問契約)、その場で契約を交わした場合、その取引は「特定商取引法」の対象となり、契約書面を受け取った日から8日以内であれば、理由を問わず無条件で契約を解除できます 。

トラブルになった場合は、一人で悩まず、早めに最寄りの「消費生活センター」3(消費者ホットライン「188(いやや!)」)に相談してください。

【トラブルを防ぐための最終チェックリスト】
遺品整理を依頼する前に、以下の項目を最終確認してください。これがご自身と故人の遺品を守る「盾」になります。

  1. 複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましたか?
  2. 業者の「古物商許可証」と「一般廃棄物収集運搬業許可証」(または提携先の許可証)を確認しましたか?
  3. 見積書に「作業一式」などの曖昧な記載がなく、内訳が詳細ですか?
  4. 追加料金やキャンセル料が発生する条件を書面で確認しましたか?
  5. 重要書類(権利書、年金手帳、請求書など) は、あらかじめ「捨てないもの」として自分で確保しましたか?(最重要!)

遺品買取と生前整理の違い

遺品買取と生前整理の違い

よく似た言葉ですが、「遺品整理」と「生前整理」は、行うタイミングと主体が明確に違います。

  • 遺品整理: 故人が亡くなった後に、ご遺族がその遺品を整理すること。
  • 生前整理: ご本人がご存命のうちに、ご自身の意志で財産や持ち物を整理すること。

どちらも「物を整理する」という点は同じですが、生前整理には遺品整理にはない大きなメリットがあります。それは、「ご本人の判断で『何を残し、何を売るか、誰に譲るか』を決められる」ことです。

遺品整理では、遺族が「これは捨てていいものか…?」と一つ一つ悩みながら判断しなければなりません。しかし、生前整理であれば、ご本人が「これは大切、これはもう不要」と判断できます。思い出の品について、なぜ大切なのかを家族に話しながら整理することもできます。

もしご両親がご健在で、物の整理に悩まれているようであれば、ご自身の終活の一環として「生前整理」、つまり終活のための断捨離を少しずつ始めてみることをお勧めするのも、将来的な遺族の負担を減らす素晴らしい親孝行の一つだと私は思います。

生前のうちから少しずつ整理を進めたい方は、具体的な手順やチェックリストをまとめた生前整理 やり方 完全ガイド|いつから?手順・費用・リスト全公開を見ながら、ご家族と相談して進めていくのがおすすめです。

遺品買取にかかる税金について

「遺品を売って利益が出たら、税金がかかるの?」と心配される方もいらっしゃいますね。これはデリケートですが、とても重要な問題です。

まず、基本的な考え方として、家具、衣類、食器、家電などの「生活用動産」の売却による所得は、原則として課税対象外(非課税)です 3。ですから、ほとんどの遺品買取では税金の心配は不要です。ご安心ください。

ただし、注意が必要な例外があります。それは、貴金属、宝石、骨董品、美術品などで、1点(または1組)の売却額が30万円を超える場合です。これらは「生活に通常必要でない資産」とみなされ、売却して得た利益(所得)は「譲渡所得」として課税対象となる可能性があります 3。(出典: 国税庁『No.3105 譲渡所得の対象となる資産と課税方法』

譲渡所得には年間50万円の特別控除があるため、売却益が50万円以下であれば実質的に税金はかからないことが多いですが、非常に高額な骨董品や宝石が売れた場合は注意が必要です。

また、これらの品物は「相続税」の申告 46 とも複雑に関わってきます。故人の遺産総額が基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超える場合、相続税の申告が必要ですが、その際に売却した骨董品なども「相続財産」として計上する必要があります。このようなケースでは、不動産や訳ありの資産も含めた相続全体のガイドを参考に、専門家への相談が不可欠です。

税金の話は非常に複雑で、個々のケースによって大きく異なります。高額な売却益が出た場合や、相続税の申告が必要かどうか不安な場合は、絶対に自己判断せず、必ず税理士などの専門家に相談することを強く推奨します。

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ガラクタに見えても査定に出すべき理由

ガラクタに見えても査定に出すべき理由

遺品整理の現場で、私がいつもお伝えしていることがあります。それは「価値が分からないものほど、専門家に見せてください」ということです。

ご遺族にとって「ガラクタ」 にしか見えない、故人の趣味の品々(例えば、箱がボロボロの古いおもちゃ、何が釣れるか分からない大量の釣り竿、埃をかぶったよく分からない機械 など)が、コレクターや専門家の市場では、数万円、時には数十万円の価値を持つことは、本当に日常茶飯事なんです。

遺品整理の現場では、この「遺族の価値観」と「市場の価値観」のギャップが、一番「もったいない」処分を生み出す原因になっています。遺族の「自己判断」こそが、故人が遺した「本当の価値」を見逃す最大のリスクなんです。

壊れたアクセサリー (金の素材価値)、シミだらけの古いブランド品 (リペア可能 )、動かない時計 (修理可能)、価値の分からない掛け軸 (作家物かも)。これらはすべて、専門家の目を通すことで「価値」が生まれる可能性があります。

遺品整理とは、故人の人生の「宝探し」のようなもの。その価値を見出すお手伝いをするのが、私たち専門家の役割です。ですから、どんなにガラクタに見えても、遠慮なく「これも見てもらえますか?」と査定士に差し出してみてください。そこに、思わぬ「お宝」が眠っているかもしれませんよ 8。

コンサルタント @KAZU

故人のコレクションや趣味の品は、ご遺族にとって理解しがたいものも多いでしょう。しかし、それこそが故人の「生きた証」であり、情熱を注いだものに違いありません。その価値を正しく評価し、次の必要とする人へ「つなぐ」ことが、故人への一番の敬意であり、供養になると私は信じています。どんなに汚れていても、遠慮なく査定に出してみてください。

遺品 買取できるもの一覧のお悩み解決

故人の大切な遺品整理は、本当に肉体的にも精神的にも大きな負担がかかりますよね。「遺品 買取できるもの一覧」を調べることから始まった皆様の不安や悩みが、この記事を読んで、少しでも軽くなっていれば、こんなに嬉しいことはありません。

大切なのは、ご遺族だけで抱え込まないことです。そして、故人の品々を「ゴミ」としてではなく、その価値を認めてくれる次の誰かへの「バトン」として捉え直すことです。

買取を利用することで、費用や時間の負担が減るだけでなく、「捨ててしまった」という罪悪感からも解放されます。これは、残されたご遺族が、故人との思い出を胸に、新しい一歩を踏み出すために、とても重要なプロセスだと私は思っています。

遺品整理は、故人ともう一度向き合い、その人生に触れる、大変ですがとても大切な時間です。その最後の時間が、トラブルなく、心穏やかなものになるよう、心から願っています。

【今日からできるアクションプラン】

何から手をつけていいか分からない…という方は、まずこの3つから始めてみませんか?

  1. 最重要書類の確保: まずは「捨ててはいけないものリスト」を参考に、家の中にある権利書や契約書、印鑑、通帳などを一つの箱に確保しましょう。これが最優先です!
  2. 「付属品」の捜索: 時計の「保証書」、着物の「証紙」、骨董品の「箱」など、高額査定につながる付属品を「宝探し」感覚で探してみましょう。
  3. 無料見積もりの予約: 信頼できそうな業者(ホームページに「古物商許可」と「遺品整理士」の記載がある)を2〜3社ピックアップし、「相見積もり」の予約を入れてみましょう。電話の対応の良さもチェックポイントですよ。

遺品整理だけでなく、相続した不動産や空き家、共有名義のトラブルなどもまとめて整理したい方は、全体像を1ページで確認できる訳あり不動産・相続・遺品整理の総合ガイド|孤独死・共有名義・再建築不可まで状況別にやさしく解決もあわせてチェックしておくと、次に何をするべきかがよりクリアになります。

最初の一歩を踏み出すのが一番大変ですが、動き出せば必ず終わりは見えてきます。一人で抱え込まず、私たちのような専門家も上手に頼ってくださいね。応援しています!

「この遺品、いくらになるんだろう?」

故人が大切にしていた品々、その価値を確かめてみませんか?
出張料・査定料・キャンセル料すべて無料。 「売る」と決めなくても、まずは「価値を知る」ことから始めましょう。

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※遺品のブランド品、時計、着物、骨董品、貴金属など幅広く対応しています。

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この記事を書いた専門家

保有資格: 相続診断士 / 宅地建物取引士 / AFP(日本FP協会認定)など20種以上

不動産・金融業界で15年以上の実務経験、1,500件以上の相談実績を持つ相続・終活・不動産相続のプロフェッショナル。法律・税務・介護の専門家と連携し、ご家族に寄り添った円満な終活・相続を実現します。

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